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快適キャンプ?参加記 その3
75FX bito号の整備 vol.24

75FX bito号の整備 vol23

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仕上がって来たシリンダーヘッド。 
綺麗というか、見ていて楽しいね。(私だけか・・^^;)

前にも書いたが、80年以前のへッドはヘッドのバルブガイドの面の仕上がりが均一でない為に、
ヘッドの突き出しを統一するのは、めざす突き出し量に対して、個別に綿密な計算が必要。
マニュアルなど全然参考にならない。実際、今回もマニュアルの規定値内にすれば規定から
ずれてしまう箇所もあった。

その点、後期型のヘッドは面がほぼ均一なので、物凄くイージーで助かる。

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今回も最近お世話になっている井上ボーリングで加工して頂いたのだが、私の細かく厳しい要求に対し
「何でそんなに精度が必要なのか?」と井上社長から疑問を頂いた。

当然かな・・・^^;。前回の加工精度に私の疑問を素直にぶつけたせいもある。
ここまでの変態?はいないからだ。

すべては私の拘りである。

長くなるので、ここではおおまかに説明するが、調子の良いエンジンと言うのはシートプレッシャーが
均一だという事。
国産マルチ等のシム調整出来るOHC等の4ストとOHV形式の4ストはシム等では調整が効かない事。
仮にシムでプレッシャーを調整したとしても突き出しが変わるということはロッカーアームレシオも変わるということ。
すなわち突き出しと綿密な関係にあることを丹念に説明し、理解して頂いた。又、裏話やぶっちゃけの話もさせて頂いた。
お客さんとここまで突っ込んで話をするのは皆無だと言っていた。^^;

今後の4ストヘッドの指針として今回は非常に勉強になったと言って頂けた。

アッパレ、井上社長!この方は本当に前向きで、非常に良い人である。
今回、精度を上げる為に、わざわざ鍛冶具まで製作して手間を凄くかけて頂きました。

仕上がって来て驚きました。私の指定値に対して0,02〜最大で0.07の驚きの誤差。
これはほとんど誤差なし・・と見て良いでしょう。
ほとんど私のガタの来たデジタルノギスの誤差かも知れない。^^;

ちなみに普通は0,2ミリ以内の収まっていれば(突き出しね!)腕の良い内燃機屋さんです。

だからこのヘッド、余計に愛しく、綺麗に見えるのです。^^


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浮いているヘッドボルトスリーブ(自称)の修正をします。
このぐらいではヘッドガスケットが厚いので吸収できないことはないかと思いますが
ヘッドガスケット全面の面圧も片寄った物になるので、圧縮漏れ、吹き抜け、オイル漏れの
原因になりかねない。

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リューターで削ります。
硬いのでダイアモンドバイトを使います。

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根気の入る作業


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オイルストーンで面を確認しながら。

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終わった〜。

F/R含め、1個か2個大丈夫な所もありましたが、今後の為にすべて加工しました。

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鋳込みに対してボルト穴が偏芯してるでしょ?
そう、製造過程で鋳込んだ後に穴は加工されていた模様。

つづく


快適キャンプ?参加記 その3
75FX bito号の整備 vol.24

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