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Mild to Wild Car Show in Tacoma, WA
M・ジャガー、嵐のおかげで暗殺まぬがれる=英報道

75FX bito号の整備 vol.25

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ロッカーアームのエンドプレイを測ります。
規定値は意外と広く、0,1ミリ〜0,6ミリ。広いのはオイルラインの一部だからである。
bito号はRex0,4 in0,35 Fex0,4 in0,3 であった。適度でok! ok!

ちなみにロッカーアームブッシュとアームの規定クリアランスは0.05〜0.127ミリであり
嵌めあいにしては結構なガタ(クリアンスね)で、ここもオイル通路で、隙間から溢れることにより
バルブの頭等のヘッドの潤滑を行なう。
ブッシュを入れ替える際は、他のブッシュと違い、詰めすぎは禁物で、詰めすぎると焼きつきの
原因になるばかりか、音の発生源になっている事もある。

ブッシュはオイルでフローティングされているせいか、磨耗によりブッシュを入れ替える事例は少ない。

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スリッパー(自称:バルブを押す部分)の状態も良いのだが、ちょっとセンタリングがずれている。
(しかし許容範囲なので今回見送り)
残念ながら?bito号のロッカーアームは社外であるのだ。

それは過去にブッシュ入れ替えが必要だったか、スリッパーの研磨が必要だったので、短絡的に
社外アームを使用したのであろう。
ブッシュの入れ替え&リーマ仕上げはブッシュ持込でも4本で2万くらいは掛かり、社外レプレイスを
使った方が安い為だろうね。

リプレイスとして日本製も最近出ているようで、現物は手元にあるが、使用した事がないので
わからないが、台湾製は粗悪でアームの上部をほとんどの物が(車両にもよるが)削らなければ
ロッカーカバーを叩き、エンジンを始動した瞬間から物凄い騒ぎになる。
台湾製リプレイス使用の場合は初めからアームの上部を削るのがベターだ。


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画像はRピストン。

リングを組んでいきます。各リングの合口の向きに注目。(画像がボケですみません)
大前提はトップリング合口はエキゾーストバルブの方に向けない。その他対角線。
するとおのずと各リングの合口の向きが決まります。トップ、セコンド、オイルリング2本
を対角線に。 ×を思い浮かべてね。^^ オイルエキスパンダーは対象外です。
と言っても各リングは稼動中に回わってしまいます。

2ストに周り止めがあるのはシリンダーにポートがあるため。

おっと、書き忘れたが、セコンドリングだけ上下の指定があるのでご注意。(丸いポンチが上向き)

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ピストンをコンロッドに取り付け、Rシリンダーを入れます。
シリンダーをピストンに入れる際は方向を崩さないようにするのは勿論、リングにダメージを
与えないように。 私はリングコンプレッサーは使わずに手で入れます。
クランクの位置とシリンダーの入れ方にコツがあります。(多少の腕力と握力もね)
なれればこちらの方が早いです。

この時点でまだFピストンは付いていない。
付けて置くと、クランキングしてしまった場合スタッドとかケース入り口にピストンが当たってしまい
ダメージを与えることがあり、出来ればこの方が安全。

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一旦シリンダーを下げてしまったが、ヘッドボルトを入れ忘れに気づいて再び少し上げたが
それは取り越し苦労で、下げた状態でもシリンダーボルトは入るようだ。^^;
スタッドを調整したせいもあるからね・・。

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ベースナットにアンチシーズを塗る。
関係ないところに付いてしまわせたくない場合にナットに塗布するのも有効。

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前後のピストンシリンダーを組み、ベースボルトを5/8のトルクアダブターを使い、トルクレンチで
締める。

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ここはシフター関係が邪魔になるのでリンクを外した。
又、ここだけトルクアダブターを削らなければシリンダーが邪魔して入らなかった、残念!

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まず、指でベースナットをキツク締めてキックの嵐でセンタリングする。
締め付けはスプリングワッシャーに少しテンションが掛かる程度。
オイルが溢れるがお構いなし。でもこころなしか、普通よりあふれ出るオイルが少ない気がする。
今度ゲージを付けてみてオイルポンプの圧力を確認したほうがいいかもね、bito君^^;

20、30nmで締めて、キックの嵐。 仕上に40nmで締めた。 
40というのはアダブターの分を差し引いたトルク。(計算表がないのでアバウト) 


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ジェームスのテフロンヘッドガスケット。
穴の面取りをする。

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面取り前の状態。

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面取り後。 差は歴然。
オイル穴は言うにおよばず、各ホールはヘッドボルトの組み付け時のスムーズな回転を促進する。

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ガスケットとシリンダーの面を脱脂して、シリンダーに乗っけてぇ〜  ハイ!完成。

次はヘッドの組み立て。

つづく。


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